雲の重さはどのくらい?

青空にふわふわ浮かぶ、晴れを象徴する積雲。シュークリームや綿菓子のように見え、多くの人に親しまれています。積雲は、上空500m~2000m付近に日射によって地表面付近の空気が暖められて上昇気流が起こり、これによって発生します。

 頭上に浮かぶ、ちょうど握りこぶし一つ分くらいの小さな積雲の実際の重さを考えてみます。実際の大きさは100m^3程度で、雲の水蒸気密度を1.0g/m^3と考えると含まれる水蒸気の重さは1tにもなります。これが水平方向に10km、鉛直方向に10kmの一般的な積乱雲になると、なんと100万tにもなります。これが雨となって降ってくるのですから、洪水や浸水、土砂災害など大きな被害が出るのもおかしくありません。